、孤児院で地獄とも思える生活をしている中学3年生。




それでも一応学校には通ってるし、見た目もごく普通の中3。



そこまではいいけど、ここからは非常。



極度の現実逃避者だってこと。



親戚も家族さえいないってこと。



もちろん友達だっていない。




今日も意味も無く重たい足を引きずりながら通学路を歩く。




コツン・・・・・



誰かとぶつかった感覚。




「あっ・・すいません先輩!!」


「別に。」


金髪で後ろ髪を縛っている背の低い男子・・・虎水ギンタだ。
メルヘンオタクとして学校中に名が知れ渡っている。
とか言う私も、名は知れたほうだ。



何だろうこの感じ・・・・・・・・



今日のギンタとは、何か特別な共通点がある気がした。




そしてまた、いつもの教室に着く。





特にすることなんてないから、一人で黙々と本を読む。




そんな感じで、時間だけが過ぎていった。







バシュッ!!!!!!




「え・・・停電・・・?」




急に教室が真っ暗になった。





クラスの皆はキャーキャーいいながら廊下に駆け出していく。


以外は。




どこからとも無くピエロが現れた。




「トンネル――――――――カイツウでーース♪」




「ハイッ!」


ピエロがサイコロを振ったことも、私は後ろの世界に目が引かれて気にも留めなかった。




「ねぇ、あの世界につれてってくれない?」




「・・・・・・見えテルんですカ?」




「いいからつれてってよ」



自分でも何言ってるかわかんなかったけど、そんなのはどうでもよかった。





「わかりましタ。それでは行ってらっしゃイ!!」





私は純白の光の中に、ゆっくりと入っていった。






同じ風呂輪中学校でもうひとり、異世界に足を踏み入れた人がいることも知らずに。






★あとがき★
読み直したとき自分の文力の無さをしーーーっかり痛感しました。
こんなペースで行くかもですが、よろしくお願いします;;